今回の記事を読んで欲しい方
- 精神疾患をお持ちの方
今回は面接で病気の事を話すべき?という疑問について回答していこうと思います。
前提条件として、障害者雇用で雇用をされる場合は必ず病歴は必要になってくるので、隠さず正直に話しましょう。
結論:聞かれなければ話さなくてOK
この記事を書いている昨日、面接を受けにいきました。
面接を受ける前に心療内科に通院の予定があり、思い切って医師に面接の時に病気の事について話した方がいいですか?と質問を投げかけました。
その答えが、
「聞かれたら話せばいいよ。言うと不利になるから。」
との事。
医師により回答は違うと思いますが、僕の主治医はこう仰っていました。
面接の質問シートには病気に関しての質問がある
たいてい企業が用意している質問シートには「病歴」の質問項目があります。
採用面接で病歴や健康状態を聞く事自体は
- 業務上必要
- 本人の同意あり
- 利用目的を採用面接に限定
この場合においては違法ではありません。
ただ、目に見えてわかる身体の骨折等の怪我は隠せないので、それは正直に話した方がいいですね。
寛解しているなら話さなくてOK
薬を寛解(治療を続けながら病気の症状がほぼ消失した状態)した状態かつ会社が今までやってきた職場と似ていない環境であれば、話さなくていいと思います。
例えば僕の場合はパワハラが原因で病気を発症し、寛解していましたが再発しました。
理由は人間関係なので、
- 面接の時点で面接官の第一印象を判断し、職場の人間関係が大丈夫そう
- 寛解している
狙っている企業で再発しない自信があれば、前職の退職理由を誤魔化して話してもいいと思います。
聞かれたら正直に話そう
病気を隠して採用された場合もリスクはあります。
- 会社にバレないように通院しなければいけない(自分の公休の日を使ってしなければならない可能性あり)
- 薬の服用もバレないようにする
- 日本だと難しいと思いますが、最悪の場合はそれを理由に解雇される可能性もある
以上のリスクもあります。もしも聞かれたら正直に話しましょう。
ただ、正直に話してわかってくれる企業や人もいます。
- 業務時間で通院していい
- 干渉しない程度に周りが心配してくれる
- 1日の労働時間を長くして、その分1日休みにして通院(所定労働時間の帳尻を合わせる)
こういった優しい企業もあります。実際に身体の病気で1日の労働時間を8.5時間にして、1日定期通院で休みにしている方も見てきました。
デメリットの方が大きいですが、理解してくれるメリットも少なからずあります。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のまとめです。
- 病歴は聞かれなければ話さなくてOK
- 会社が用意している面接の質問シートにはほぼ病歴を聞く欄があるしほぼ聞いてくる
- 会社側が面接で病歴を聞く事自体は違法ではない。ただ業務上必要かつ本人の同意があるかつ利用目的が採用の目的のみでなければ違法
- 寛解してかつ再発しない自信があれば面接で無理に話さなくてOK。前職の退職理由を詐称してもいいが、経歴自体の詐称は違法なのでしないように
- もし聞かれたら正直に話す。隠すデメリットとして休みの日に通院したり、最悪解雇になる可能性がある。正直に話すメリットとして業務量の調整をしてくれたり、業務時間に通院してもいいと言ってくれる企業もある
今回は以上です。
結論としては、聞かれなければ話さなくていいが聞かれたら正直に話しましょう。
ご覧くださいまして、ありがとうございました。