今回の記事を読んで欲しい方
- インフラエンジニアを目指している方
- 自信がなくインフラコースのスクールに通おうと思っている方
今回はインフラエンジニアスクールが必要かどうかについて書いていこうと思います。
本題に行く前に前提条件をいくつか書きます。
- 僕はインフラやサーバのエンジニアを経験した事がなく、あくまで主観です。
- 僕はサーバ監視の経験しかありません。
- インフラエンジニアを目指すなとは絶対に言いません。
結論:インフラコースのスクールに行く必要なし
先に心にグサッとときてしまうような内容を書きましたが、結論は行く必要がありません。
理由をいくつか挙げていきます。
インフラエンジニア・サーバエンジニアとサーバの運用監視は違う
この記事を書いている時点で4月8日ですが、昨日の4月7日に
そういえば今度YouTubeで「インフラエンジニアと運用監視オペレーターは全く違う職業です」というお話をするのですが、実務未経験の人がスクールのインフラコースで勉強しても全く意味ないですよ。
— 勝又健太|キャリアハック系YouTuber|雑食系エンジニア (@poly_soft) 2021年4月7日
実務未経験の人をいきなりインフラエンジニアとして雇うまともな会社は存在しないですからねーw😅
勝又健太さんがこのようなツイートをされておりました。
このツイートに対し、僕はこの引用ツイートをさせていただきました。
ネットワークエンジニア募集かと思ったら運用監視でしたってのは僕もありました
— yamata@エンジニア・コーダー・ブロガー (@yamata2697) 2021年4月7日
プログラミングスクールは独学で出来ない方には十分ありだと思いますが、ほんとに仰る通りでインフラコースとかあるなら全く行く意味はない https://t.co/MHVDO1K4hr
簡単にいうと、インフラエンジニアはITエンジニアの職種の一つで、ITインフラの設計構築、および運用保守を担うエンジニアの事を指します。
その中でもネットワークエンジニアは、コンピュータやサーバをルータやスイッチで接続し、データの受け渡しを行う環境を構築するエンジニアです。
サーバエンジニアは、データベースサーバやWebサーバなどの各種サーバシステムの設計・構築・設定をするエンジニアです。
運用監視オペレーターは、その構築されたネットワークやサーバに障害や故障が出ないかを24時間365日、交代で監視する仕事です。(運用監視オペレーターは基本的に夜勤があると思っておいて下さい。)
つまり、運用監視オペレーターは構築や設計が出来ず、僕がやった仕事だと客先から障害が発生したと連絡があり、ベンダーに障害発生の連絡を流す仕事でした。
ここで結論ですが、知見程度で知識を手に入れられるので完全な無駄にはならないですが、未経験から設計や構築はスクールに通ったところで99.9%出来ないので、インフラコースのスクールで勉強した所で無駄です。
運用監視オペレーターの仕事は障害が出たら対応するだけなので、未経験でもやる気があれば誰にでもなれます。なので無理してスクールに行く必要がないのです。
ネットワークやサーバに故障が出なければそれ以外の時間は基本的に暇なので、無理してスクールに通わずにその時間で勉強すればよいだけです。
転職サイトやエージェントで未経験OKのネットワークやサーバエンジニアの求人を探す
先述しましたが、インフラコースのスクールに通ったところで、未経験でネットワークやサーバの構築・設計に携わるのは99.9%無理です。
ネットワークの構築や設計に携わる場合は運用監視オペレーターからなるパターンが多く、未経験でもOKの場合が多いので、サクッと転職サイトやエージェントで探して、半年〜1年程度勉強しながら経験を積んでいけばOKです。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のまとめです。
- インフラコースのスクールに通っても未経験から設計や構築に携わるのはほぼ無理
- インフラエンジニアを目指すのであれば未経験OKのインフラエンジニアを募集している会社に転職サイトから応募して就職し、経験を積みながら勉強する方がいい
最後にもう一度言いますが、僕はインフラエンジニアを目指すなとは絶対に言いません。
この記事を読んで下さった方が時間を無駄にせずに就職してインフラエンジニアになれる事を願っています。